妊活説明会 妊活説明会
2019年11月以降の妊活学級の講演日時とテーマのお知らせ2019年10月30日
11月以降の講演日時とテーマをお知らせします。当院に受診歴のないカップルも参加可能です。
当クリニック受付に電話予約(025-378-3065)していただければ参加・聴講できます。
ただし、参加定員をオーバーした場合は次回の参加をお願いいたします。
◆第28回「ART白山妊活無料説明会」
開催日時:11月13日(第2水曜日)午後3時から1時間30分。
対象:体外受精など高度生殖医療希望カップル16組
当クリニックの高度生殖医療の実際を説明いたします。
テーマは「妊活の生活習慣について」と題して講演します。
体外受精で妊娠を希望されるカップルの「あなたと私の赤ちゃんを見たい。」という夢を実現するキーポイントは、良好な成熟卵子と正常精子が受精して赤ちゃんに育つ能力を持った良好胚になることです。
受精能(受精能を有する状態まで成熟した卵子を成熟卵といいます。未成熟卵は受精能力がありません)と発生能(赤ちゃんになる能力)が備わった良好な正常成熟卵が獲得でき、精子頭部が酸化ストレスによる損傷のない精子を選別し受精させます。そして受精した卵を胚と呼んでいます。胚は分割して4分割胚又は胚盤胞まで発育させた後、適切な胚移殖技術により良好な子宮内環境の子宮内膜に着床させることができるかにかかっています。
現在、一人の児を得るための理想的採卵数は13個前後です。最近のアンケートでは日本はもちろん、アメリカや欧州でも希望の子供の人数は二人です。
欧米や日本においても、凍結胚移殖技術の発達により一回で30~40個採卵して、受精卵を全卵凍結保存してしまいます。採卵後の卵巣過剰刺激症候群などから体力が回復した時期でカップルの希望日に、凍結胚移殖して第一子を出産します。第1子の育児が落ち着いたころで、第2子希望時に余剰凍結胚を移殖して第2子を出産するというコンセプト(The One and Done Concept) 考え方又は構想)が注目されています。
今回は卵巣機能低下により採卵数が減少しているカップルの妊娠率を向上させる生活習慣について一緒に考えてみたいと思います。
◆第29回「ART白山妊活無料説明会」
開催日時:11月27日(第4水曜日)午後3時から1時間30分。
対象:不妊治療を初めて受けるカップルや一般不妊治療希望カップル16組
当院における一般的不妊治療に対する考え方、原因不明不妊症の原因、不妊治療の特徴について説明した後
今回のテーマ「2019日本生殖医学会最新情報」について講演します。
今年の日本生殖医学会は神戸で開催されます。
生殖医療は体外受精を中心として大変革を遂げ、多くの不妊に悩むカップルに福音をもたらしてきました。一方で、晩産化傾向は継続しているため、治療に難渋する例が増加しています。多因子による複雑な病態が、「子どもが出来ない」という共通の状態で現れている、不妊症という疾患に対応するためには、それぞれの患者カップルに最適な治療手段を講ずる必要があると考え、今回のメインテーマを「世界に発信する個別化生殖医療」です。(岡田弘会長挨拶より)
いま日本で注目されている不妊治療の中で当クリニックでもすぐにでも検査・治療可能なテーマに限ってご紹介いたします。当クリニックは常に最先端の医療情報を収集して、赤ちゃんを望むカップルに対して情報提供と皆さんの立場に立って、精神的・肉体的・経済的に負担の少ない臨床の場に直結した項目を紹介いたします。
◆第30回「ART白山妊活無料説明会」
開催日時:12月11日(第2水曜日)午後3時から1時間30分。
対象:体外受精など高度生殖医療希望カップル16組
当クリニックの高度生殖医療の実際を説明いたします。
その後にテーマとして「何が妊娠成立に必要か」について講演します。
不妊治療の基本に立ち返ってもう一度妊娠成立に必要な因子を一つ一つ確認して赤ちゃんを希望するカップルに不足してものは何なのか再考してみたいと思います。
◆第31回「ART白山妊活無料説明会」
開催日時:12月25日(第4水曜日)午後3時から1時間30分。
対象:不妊治療を初めて受けるカップルや一般不妊治療希望カップル16組
当院における一般的不妊治療に対する考え方、原因不明不妊症の原因、不妊治療の特徴について説明した後で
今回のテーマ「2019・妊活学級重要項目をピックアップ」について講演します。
2018年9月から、毎月2回のART白山妊活無料説明会を開催してまいりました。今回はその、総集編を開催します。各回での重要ポイントを紹介します。この回を持ちまして、来年2020年3月まで妊活無料説明会を休講します。そしてその期間に開催された項目を基に、初診時パンフレットや一般不妊治療や体外受精の実際などの紹介パンフレットやビデオの作成、「男性不妊特集」、「カップルでできる妊活生活」などの作成に充てたいと思います。
1月からの妊活学級は講演内容の再編集のため3月まで休講となります。
次回再構成後の講演会をお待ちください。
誠に申し訳ありません。